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一般社団法人にんしんSOS東京訪問

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一般社団法人にんしんSOS東京訪問

にんしんにまつわる全ての「困った」「どうしよう」に寄り添います。

今回は、「一般社団法人にんしんSOS東京」の相談担当 矢島さんにお話を聞きました。

 にんしんSOS東京は妊娠に関する無料相談の窓口です。
 熊本の慈恵病院の相談窓口に東京・関東からの相談が増えてパンクしそうになっているという話を聞き、東京にも信頼できる相談窓口が必要だと考え、2015年に7名で活動を開始したそうです。

 にんしんにまつわる悩みや不安を抱えていて、誰かに相談したいと思っても、こんなことを相談してもいいのかな、ほんとうにちゃんと聞いてもらえるかなと心配になっている人に少しでも相談の後押しができたらと思って取材をお願いしました。

     

「にんしんSOS東京」では、どんなところを大切にして活動されていますか。

 私たちの窓口では、相談された方の思いに寄り添うことを大切にしています。

 相談に来た方が、よくよく考えた決断をどうやったらサポートしていけるかを第一に考えます。 中絶は絶対ダメというところもありますが、にんしんSOS東京では彼女たちがどうしたいかを優先して考えます。

 妊娠を誰にも言えず一人で抱えて悩んでいる人達もいます。妊娠してしまった女性が悪いのではありません。一人で悩み孤立してしまっている女性の力になりたいと思います。

「にんしんSOS東京」の良いところは

・夜間も相談を受け付けています。
・病院など、必要時には同行支援もしています。
・メール相談も受付ております。

 若い方が使うことの多いLINEなどのSNSでも相談を受け付けられるように準備しております。
学生の方など昼間に電話をかけて来るのが難しいので夜間も受付しています。

 また、10代の方などは特に産婦人科に一人で行くというのはハードルが高いものです。「お金がいくらかかるのかな」「どんな質問されるのかな」「責められるのかな」など不安な時や状況をうまく説明できないような時も一緒に行ってくれる人がいると安心できると思います。必要な場合には、病院だけでなく、区役所などにも付き添います。

 相談は、電話が多いのですが、最初はメールから始まることが多いです。若い方も相談しやすいように、LINEやTwitterなど窓口を広げる準備をしているところです。

 この人ならと信頼して相談してもらえるまで、なかなか話してもらえないこともありますが、途切れないように気遣いながらメッセージをやり取りしています。 

どんな方が相談にのってくれるのですか。

 にんしんSOS東京の相談員は全員が助産師などの国家資格を持った専門家です。医療、福祉系国家資格保持者で構成されています。そういうところで信頼して相談をされる方も多いです。相談のケースによっては弁護士などの専門家や行政の機関と連携して対応しています。 設立当初は7人でしたが、相談が増えてきたので、いまは30人ほどのスタッフで運営しています。 

相談を受けていて感じることなど教えてください。

 中には緊急を要する相談もあったり、本当に色々な方から様々な相談があります。相談は20代以下の方が多いのですが、40,50代の方からの相談もあります。妊娠で悩むことは必ずしも若い方だけではなく誰にでもあることで、それぞれの年代で悩みがあります。


 親にも、友達にも、彼氏にも言えずに一人で悩んでいて、親に知らせずに中絶したい、産みたいと言った相談。避妊の仕方や避妊に失敗したかもしれないどうしよう。など男性からの相談もあります。


 最近の若い子では生理が2,3ヶ月なくても気にしない傾向があって、妊娠になかなか気づかないということがあったりもします。 体のことや性教育について、若い方に知ってもらえるよう教育活動にも力を入れていきたいと考えています。

 それから、妊娠で悩んだ経験を持つ方の中には同じような状況の人たちに何かできないかと考えている人もいて、彼女たちとピアサポーター制度も作っています。 相談を受ける中で色々な課題が見えてきて、あれも必要これも必要とにんしんSOS東京の活動も広がっています。 

 

にんしんSOS東京への相談
ホームページ http://ninshinsos-tokyo.com/

 

電話相談   16:00-24:00  年中無休・相談無料

電話代も最大30円程度で何分でもお話できます。

 

メール   sodan@ninshinsos-tokyo.com
またはホームページの相談フォームから
https://ninshinsos-tokyo.com/soudan.html

24時間365日受付    

 

矢島さんからのメッセージ

ご自身の10代での妊娠・出産の経験と当時の想いと「にんしんSOS東京」の活動について

 少し私が「にんしんSOS東京」で活動しようと思った背景について背景についてお話をさせて頂きます。実は、私自身が、10代で妊娠、結婚した経緯があります。

 私と夫は、結婚前提でお付き合いし、お互いの両親に挨拶もしていました。でも、まだ、お互い学生なので専門学校を卒業し、就職して仕事を覚えてからと思っていたところに、突然の妊娠・・・お互い学生で、もちろん貯金もなく、就職も確定していません。卒業式直後に結婚式を挙げましたが、お金も住まいも家財道具すらももちろんなく、ないないづくしのマイナスからのスタートでした。本来ならば、好きな人の子どもを妊娠して嬉しいはずなのに、不安でいっぱいでした。

  

 更に、10代の妊婦に、世間の目は厳しく、周りに相談できる場所も人も知りませんでした。はじめての妊娠、出産、子育ては、右も左もわからず、本や育児雑誌等を読みながら不安と孤独との戦いでもありました。どこに行けば、同じような人に出会えるんだろうか。どこか、相談できるところはないのかと常に考えていたように思います。

 世間の目に、いつもびくびくしていて、心の拠り所がなかったのです。

 そんな私が大きく変わったきっかけは、2人目の妊娠や出産を機に、一緒に考えてサポートしてくれる助産師に出会ったことから、はじまります。
相談できる人がいる、信頼できる人がいる、そこに行けば話せる・・・

  


 他の人にとっては当たり前のことかもしれません。

 自分自身の考えを言える、尊重してくれる、このことは、人本来の自尊心へとつながります。 若いということで、厳しい目でみられる・・・自分の考えや意見を伝えても、却下される、鼻で笑われる・・・選択することもできない・・・そのような対応をされてしまうと余計に、追い込まれて疑心暗鬼になってしまいます。悪循環です。

 どんなひとにも、思いや考えがあります。また、若年だけではなく、どの年代の方にも悩みや不安はつきません。

 私たちは、その人の思いや考えを尊重し、一緒に歩んでいけたらと思っています。わたしたちの団体は、妊娠にまつわるすべての「困った」や「どうしよう」に寄り添っています。今回のきっかけを自分自身の幸せとは、なんだろうとぜひ考えてください。

 どうか、ひとりで悩まないでください。

 ぜひ、一緒に未来について考えていきましょう。1人で悩み、苦しみ、どうしたらいいのか途方にくれている女性を私達は寄り添い支えたいと考えています。お一人お一人の妊娠に寄り添い、様々な価値観をサポートしていけたらと思っています。

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