24週0日 妊婦健康診査の勧め

7ヶ月に入りましたね。妊婦健康診査は受けていますか?さて、この妊婦健康診査はなぜ受けるのでしょう。それは、妊婦さんとおなかの中の赤ちゃんの健康状態をみて、それに合わせた医療をうけるためなのです。妊娠24週に入ると、2週間に1回の受診が勧められています。もちろん妊婦さんやおなかの中の赤ちゃんの状態によって変わります。大事なことは、定期的に受けることです。日々の生活を送っているとうっかり忘れたり、元気だからいいかな!とか、心配事や悩み事・なんとなく行きにくいなぁと受診しないと…。自分が困っちゃうから。せっかくの受診、意外と頼りになる人もいるから、医療機関の人に相談してみるのもいいですよ。

24週1日 適正体重

BMIって知ってる?体格をみるものなんだって。BMI18.5~25.0未満が普通だそうです。BMI=体重(kg)÷身長(m)2でだせるよ。ちなみに身長(m)2は身長×身長ってことね。妊娠する前の体重でだします。最近は2~3割くらいでやせ(低栄養)の人がいてそれはそれで問題になっているのよ。妊娠中の体重は、増えすぎると血圧が高くなったり、赤ちゃんが大きくなりすぎたり…、増えなさ過ぎると赤ちゃんが小さく生まれたり…と、ほどよく増えるのがいいようです。ほどよくってどれくらい?BMI25.0未満の人は、この時期は1週間に0.3~0.5kg増えるのがちょうどいいくらいです。BMI25.0以上のポチャ子さんは健診の時に相談してみてくださいね。

24週2日 むくみ

足のすねをぐいっと押してみてください。くぼみができた人~?それむくみです。この時期は足にむくみが出やすくなる時期といわれています。どうしてむくみが出るのかというと、妊娠によるホルモンの影響だったり、子宮が大きくなったことで足の血が心臓に戻りにくくなったり、貧血で血がうすまったり…いくつかの理由があります。では、どうしたらいいの?長い時間立ちっぱなし・座りっぱなしになってない。ずっと同じ姿勢でいるとパンパンになっちゃうよ。疲れたかなぁ~、くらいで休憩しましょう。着圧のくつしたをはいたり、横になったとき少し足を高くしてもいいね!そして、薄味にして、塩分を取りすぎないといいそうです。

24週3日 衣類(パンツ)

この頃少しおなかが出てきたかな?赤ちゃんのいる子宮がおおよそ大人の頭くらいの大きさになる頃です。ちょうど、おへその下くらいにふくらみを感じるかしら。おなかのふくらみに妊婦の実感を感じつつ、ショーツの苦しさが気になりだします。ひものショーツは調節がきくものの心もとない…。そもそもマタニティウエアって着ないといけないのか?いつもの服でいいですよ。締め付けられないもの、冷えすぎないものならいつもの服で大丈夫。ひとつおすすめはマタニティ用のショーツです。すっぽりおなかが隠れて、包まれているっていう安心感が、あったかいんだから~。

24週4日 マタニティマーク

おへその下あたりまで赤ちゃんのいる子宮が大きくなりました。知らない人にしてみると、妊婦?太め?ちょっと迷うくらいです。そんな時はマタニティーマーク。これは妊婦が身に着けて、周りの人に妊婦ですよ~と示しやすくするものです。おなかが大きくなり、明らかに妊婦とわかれば気づくけどね。妊娠中期、今の時期は体が疲れやすかったり、貧血になりやすかったり…。でも、おなかはあまり目立たず妊婦と気づかれない。おなかに赤ちゃんいます!と言えればいいけどそんな余裕がないときも。そんな時にそっと周りに知らせてくれる、そんな役目をするのがマタニティマークです。自治体や鉄道会社でもらえますよ!この時期だから使ってみてください。

24週5日 赤ちゃんへの愛着

妊娠がわかったとき、どう思いましたか?今はどう感じていますか?思いは日々変わるよね。喜びもあれば不安もあり、心配・困った・どうしよう…と感じれば、かわいい?楽しい♪幸せも感じる。どれもあなたの思い。大事な大事な感性です。そんな思いを繰り返し、気づけばそれらは思い出になっていく。振り返ると記憶は薄れ、なぜか楽しい・幸せなことが思い出されるよ。だから大丈夫。つらいことを思い出したときは、乗り越えられた自分をほめてあげよう。子育ても一緒かもね。

24週6日 胎動

おなかの中の赤ちゃんは動いていますか?おなかの中の赤ちゃんの動きを胎動(たいどう)といいますが、いつごろから気が付くようになりましたか?この時期は胎動になれてきて頃かしら。おなかの中で赤ちゃんは寝たり起きたりまばたきしたり…。つい3ヶ月前にはわからなかった赤ちゃんの動き、今はしっかり感じられますね。この赤ちゃんの動きは、産まれるまでずっと感じることができます。これ大事なことです。赤ちゃんが元気に過ごせていますよ!というメッセージをおくってきてくれています。あれっ何だかいつもと動きが違う?そんな時は医師や看護師・助産師に相談してみてください。