8週0日 今日から妊娠3か月

今日から妊娠3か月(妊娠8週から11週まで)に入りましたね。ママのおなかは、見た目にはまだふくらんできていないし、変わりはないかもしれません。しかし、おなかの中では、すくすくと赤ちゃんが育っています。この頃の赤ちゃんの頭は、からだ全体の約半分を占めています。徐々にからだが発達し、3頭身になっていきます。顔もからだつきも人間らしくなっていきますよ。

8週1日 つわり

胸がムカムカして気持ち悪かったり、吐いてしまったり、“つわり”と呼ばれるものが、つらくなっているひともいるかもしれません。水分が摂りづらい時は、水や清涼飲料水を凍らして氷にして舐めると、少しずつ水分を摂ることができますよ。それでもぜんぜん水分を摂ることができないときは、治療が必要な場合があります。我慢せずに近くの病院へ行ってね。

8週2日 つわりがあるときの食事

赤ちゃんができたことによって、ママのからだやこころは変化していきます。食べ物の好みも変わったり、つわりがあって好きなものが食べられなくなったり、食事にも変化が出てくるかもしれません。今、なかなか食べられない場合は、自分が食べられそうなフルーツやヨーグルト、ゼリーなど、食べられそうなもの、食べたいと思うものを食べてね。つわりが落ち着いたら、徐々に、ごはん・おかず・スープ・くだものをバランスよく食べていけるといいな。

8週3日 体験談: 母子健康手帳

こんにちは、20歳で男の子を出産したミナです♪私は妊娠がわかったのは大学1年の終わりでした。つわりがあまりにもきつかったので、休学しようと大学の事務室に行ったところ、「病院の診断書がいる」と言われました。そこで病院に行ってみると「妊娠は病気ではないので診断書は書けない」と言われてしまいました。なんでこんなにたらい回しにされるの!?と思いながらもう一度事務室に行き、説明をするうちに、母子手帳のコピーで休学を認めてもらえることになりました。せっかく妊娠した人をこんな風に扱うなんて、と思いましたが、それまで妊娠で休学をした人がなかったので、事務の人もやり方がわからなかったのでしょう。もしかしたら、あなたも自分のいる学校などで初めての妊婦さんかもしれません。陰ながら応援してますよ!! ≪母子健康手帳≫ 母子健康手帳(母子手帳)といって、ママと赤ちゃんの経過を記録していく手帳があります。保健センターや市役所、区役所で受け取れます。自分で母子手帳を取りに行けない場合は、代わりの人でも受け取れますよ。

8週4日 先がみえないことへの心のゆれ

赤ちゃんができたかもしれない、ということを何となく感じてから、この先どうしようか、産むか産まないか、頭が混乱し、心が揺れ動いているかもしれません。そのような時は、ひとりで抱えこまず、身近なひと、家族とか、彼とか、友達とか、誰かに自分の思い、心が揺れ動いていることとか、話を聞いてもらうとラクになるかもしれません。言い出しにくいかもしれないけれど、ママになるあなたをサポートしていってくれたり、あなたがこれから決めていくことにも、耳を傾けてくれ、心強いと思いますよ。

8週5日 流産

今日は少し悲しいお話をします。流産といって、赤ちゃんの方から、さよならを告げられてしまうことがあります。自分のからだは元気で、何も症状がなかったのに、おなかの中で赤ちゃんが亡くなってしまうことがあります。妊娠週数が12週をすぎているか、いないかによって、その後に行われる処置が変わってきます。 妊娠がわかってから、まだ家族や彼に話せていないひとも、まだ病院へ行くことができていないひとも、大切な自分のからだと赤ちゃんのため、病院を受診してね。

8週6日 便秘

おなかの中の赤ちゃんが成長するにつれ、便がなかなか出ないといった便秘がみられることがあります。水分は1日にどれぐらい摂れていますか?1日1.5~2.0?の水分が必要といわれると、大変だな~と思うかもしれないけど、1日3食の食事回数の場合、毎食500ml摂って、お風呂の後などに500ml摂る、と分割してみるとできそうじゃないですか?他には、乳製品(牛乳やヨーグルト)、海藻類(こんぶやわかめ)、まめ類(だいず、えんどう豆)、野菜類(ごぼう、切干大根、ブロッコリー)、イモ類(さつまいも、里芋)、きのこ類といった食物繊維もバランスよく食事に取り入れると、便秘の改善になりますよ!